日本の国民健康保険は、日本国内に滞在している期間しか適用されません。
そのため海外留学や滞在を行っている期間で現地での治療を行った場合には保険はなく全額負担となってしまいます。
通院や治療の有無があらかじめ予想できる場合には備えておく事もできますが、予期せぬケガや病気で治療を受けなくてはならない場合にはとても大きな負担となります。
治療費も国によって異なるので日本円にするととてつもなく高額になってしまう事もあります。
そのため、留学などの一定期間を海外で過ごす場合には海外留学保険を利用しましょう。
海外留学保険は現地で受けた治療費に対して保険を適用する事が出来ます。
持病や日頃から通院しているものに関しては対象外となりますが、現地での予期せぬ医療費を対象に保険を利用できるのです。
事前の申し込みが必要
海外留学保険を使用するには、留学に出発する前に申し込みや契約が必要となります。
こうした保険を扱っている会社はたくさんあり、その中から比較や自分に適したものを選び、できれば出発の2週間前には契約を完了しておくとよいでしょう。
出発間際でも加入できるタイプは保険料が高い場合もあるので気をつけましょう。
海外留学保険は海外にいる期間のみの保険です。
日本を出発してから帰国するまでの期間を保障してくれるものなので、留学中に一時帰国した際には使用する事は出来ませんので注意しましょう。
保険を選ぶ時の注意点
たくさんある海外保険の中から一つを選びますが、この際に気をつけなければならないのは、補償内容と金額です。
短期間の滞在の場合は治療を受ける可能性も低くなるので、補償内容を少し低めに設定しても良いでしょう。その分かかる金額も下がります。
保険は金額で内容が決まるものがほとんどです。
旅行の際に利用する保険と留学などで利用する保険では違いますので、こうした保険を選ぶ際には、海外留学保険やワーキングホリデー保険を専門としている代理店を利用すると良いでしょう。
インターネットなどでの契約よりも、きちんと内容を聞いて加入できる保険代理店に行くことをおすすめします。
まとめ