若いときに自分の視野をもっと広げて欲しい!こういった願いから始まったワーキングホリデーは、31歳までにビザを申請することで諸外国へ長期滞在をすることができたり、仕事することができたりする制度です。
現在日本は14カ国と協定が結ばれており、気軽に利用をすることができるので人気が高まっています。

ワーキングホリデーを体験することによって、客観的に日本を見ることができるようになる為、文化の違いについての偏見が取り払われ、コミュニケーション能力や海外の人たちの考え方に対する理解力が高まります。

年齢制限とビザ発行について

ワーキングホリデーには年齢制限があり、31歳になる誕生日までにビザの申請を行う必要があります。
ですが、この年齢制限は各国によって多少異なり、ビザ申請を行った時の年齢、もしくは入国した時の年齢が30歳であれば問題ありません。
そのため、申請した時が31歳の誕生日目前で、入国時には既に31歳を迎えていたとしても入国することが出来ます。

ただし、ビザ申請を行ってから1年3ヶ月以内に入国する必要があります。
それでも十分な時間があるので、渡航に向けての準備や手続きをきちんと済ませておきましょう。

31歳以上はどうすれば海外で働ける?

ワーキングホリデーは上記でも紹介したように18歳~30歳以下の方が対象となります。
しかし、31歳以上の方でも海外で働きたいという方は多くいらっしゃるかと思います。
そんな時は就労ビザを取得しましょう。就労ビザを申請し、取得することで31歳以上の方でも海外で働くことが可能になります。

就労ビザを取得するためには保証人となる雇用主を見つけなくてはなりません。
つまり、ビザを申請する前に海外での仕事を探さなくてはならないのです。

まず観光ビザで現地に入国し、滞在中に就職活動を行う必要があります。
申請後もすぐに取得できる場合と数カ月後にようやく取得することが出来たというケースもあります。
また、就職先も決まり、雇用主が決まっていたとしても就労ビザが発行されない場合があるので気を付けましょう。