様々な国で留学生の受け入れを行っていますが、ニュージーランドは特にその受け入れが寛大であり、日本人も成績を問わず受け入れてくれる学校が多いです。
そのため、ニュージーランドで留学をする際は、やる気や目的意識が重要となります。
そんなニュージーランドでは、中・高一貫教育制度が基本で、セカンダリーススクール、カレッジと呼んでいます。
ニュージーランドでの高校では個人のレベルや能力によって選択科目を設定しています。
日本でいうと選択単位制で、授業の際は選択科目によって教室を移動するのです。
そして学年は年齢によって決められていますが、学習科目は自分の学力によって決定されるため、時には異なる年齢同士で学習を受けることもあります。
次のレベルの授業を受講するには、教科ごとに単位を取得することが必要です。
公立と私立のどちらでも留学可能
ニュージーランドへの留学は公立と私立どちらも可能で、中にはキリスト教の教えを元にカリキュラムが組まれたミッション系も通うことができ、どの学校でも高水準の授業内容となっています。
また、ニュージーランドでは公立と私立に関わらず、男子校や女子高があり、共学よりもレベルや規制が高いです。
留学生は男子校や女子高、共学でも留学先を選択することができます。
ニュージーランドと日本の高校の違い
ニュージーランドでは中・高一貫教育なので、日本のように中学や高校の区別がありません。
また、5歳の誕生日から教育がはじまり、小学1年生はYear1と呼ばれ、高校になるとYear11と呼ばれます。
試験には日本と同様に校内試験がありますが、年末になると国の統一試験(NCEA)を受けることになります。
NCEAは一種の国家試験と認知されており、必要な単位をニュージーランドの高校で取得していれば、ニュージーランドの大学や専門学校への入学資格を得ることが可能です。
そして、ニュージーランドでは学期をタームと呼び、4学期に分かれているのが特徴で、タームの間に約2週間の休みがあることが日本との違いと言えます。