アメリカでは州によっても異なりますが、多くの州では喫煙は18歳飲酒は21歳からと定めています。

日本の場合、どちらも20歳以上を年齢制限としているため日本よりもアメリカの方が喫煙・飲酒に関して緩いのでは?と感じてしまうかもしれません。

しかし、実際には喫煙・飲酒に関してかなり厳しい一面も持っています。

特に喫煙は禁煙運動がかなり盛んで、タバコ自体の価格も日本よりかなり割高となっています。

税率は州によって違うものの、留学時にタバコを吸うとなるとかなりの出費となってしまうのでアメリカへ留学する場合は禁煙した方が出費を抑えることが出来るでしょう。

また、喫煙できる場所自体が少なく、テラス席などでも禁煙に設定しているところも多いです。

アメリカの飲酒事情はかなり厳しい!

喫煙が厳しいだけではなく飲酒に関してもかなり厳しくなっています。

例えばアルコールをお店で買う時は、必ず顔写真と生年月日が書かれているIDカードを提示しなくてはなりません。
明らかに成人以上に見える場合は、レストランなどの飲食店では提示しなくても良い場合がありますが、日本人は40歳近くても若く見えるため提示を求められることが多いです。

日本人の場合はIDカードを所有していないので、代わりにパスポートを提示するようにしましょう。

また、日本ではお花見やキャンプ、BBQなど、外でお酒を飲む機会というものがありますが、アメリカでは州によって公共の場所での屋外飲酒は法律で禁止されている場合があります。

例えば人気の観光スポットであるハワイでは、この法律が適用されており、屋外での飲酒は禁止されています。
テラス席でもアルコールを出していないお店があるので飲みたい場合はきちんと確認しておきましょう。

留学中は現地の人と盛り上がってつい羽目を外してしまうこともあるかもしれませんが、こうしたルールを知らなかったでは通じません。自分は学びにアメリカへやってきていることを自覚し、そしてアメリカの飲酒・喫煙事情をしっかりと学んで罰則を受けないように気を付けましょう。