留学生はソーシャルセキュリティーナンバーがなくても生活は可能ですが、
カードの提示を求められる機会は多いです。
そのためソーシャルセキュリティーナンバーを取得することが望ましいといえます。
ソーシャルセキュリティーナンバーとは
ソーシャルセキュリティーナンバーは9桁からなるアメリカの社会保障番号です。
元々は徴税の際に個人を特定するための番号でしたが、アメリカには日本の様に戸籍制度はなく、
アメリカで生活する住民を認識するために欠かせない番号になります。
アメリカで出生と同時にナンバーが取得され、一個人に1つ発行します。
このソーシャルセキュリティーナンバーは、光熱費やアパートなどの契約やローンの借り入れ、
利息が付く銀行口座の開設、運転免許の取得など生活のあらゆる場面で必要です。
ソーシャルセキュリティーナンバーはアメリカで生活する上で欠かせない番号ですが、
他の国籍であっても労働ビザを保持していれば取得することができます。
留学生がソーシャルセキュリティーナンバーを取得するためには
アメリカ人以外がソーシャルセキュリティーナンバーを取得するためには労働ビザの保持が必要です。
このことから、学生ビザでアメリカにいる留学生がソーシャルセキュリティーナンバーを取得するのは困難と言えます。
もし学生ビザや研修ビザで留学している場合、学校の学生課や留学生オフィスから在学証明などが明記された推薦状を作成してもらいましょう。
また、推薦状以外にスポンサー企業からの給与明細や雇用証明、パスポート、I-20をソーシャルセキュリティーナンバーの申込書と一緒にソーシャルセキュリティオフィスへ提出します。
これによって申請を行うと、約2~3週間でソーシャルセキュリティーナンバーのカードが届きます。
申込書はウェブサイトからダウンロードして印刷するか、電話での請求、ソーシャルセキュリティオフィスにもあるので、いずれかの方法で手に入れましょう。