アメリカには運動会がない?
日本の学校行事と言えば、運動会や文化祭などを思い浮かべる方も多いかと思いますが、実は日本だけが持つ独特の文化ということをご存知でしょうか?
アメリカでは運動会や文化祭などの行事は基本的にありません。
日本では2ヶ月前程度から準備を始め、両親や家族が子どもの頑張る姿を見に来るというのが当たり前の風景になっていますが、アメリカにはそういった光景はなかなか見られないのです。
ただし運動会のような行事はあります。
アメリカの運動会のような行事とは?
アメリカで日本の運動会に一番近い行事は、「Field day」というものです。
Field dayは、子どもが自由に参加できる運動系のイベントです。
日本のように土日開催にして親が見に来るということもなく、子ども達だけが参加するイベントとなっています。
どのような内容が行われるのかというと、サッカーのPKや遠投、フリースローといった一人でできる競技が中心です。
順番に競技を回っていき、カードに穴を開けてもらうなどの印を付けていきます。
多くの場合、このイベントは午前中からお昼の間に終わることが多く、日本の運動会のような盛り上がりも少ないです。
アメリカには文化祭もない
上記にも書きましたが、アメリカには運動会だけではなく日本の文化祭のようなイベントもありません。
アメリカの場合、文化祭の代わりに「ホームカミング」というイベントを開催しています。
ただ、ホームカミングは基本的にフットボールの試合が大学で開催されることを意味しており、それに合わせてダンスパーティーが行われる程度で、日本の文化祭のようなお店づくりを行ったり実際に販売したりするようなことはありません。
ホームカミングの意味としては、試合には大学の生徒だけではなく大学のOBもたくさん集まることから、この名が付けられているそうです。
このように、アメリカには運動会や文化祭などの日本では当たり前な行事がありません。
その代わりアメリカならではの学校行事がいくつかあるので、留学時には行事に積極的に参加しクラスメイトとの仲を深めていきましょう。