留学先で現地就職はできるのか
現地就職は留学後に現地の企業やお店で働くことを意味しますが、実際に留学後すぐ働くことはかなり難しいと言えます。
まず、現地で働くためには「就労ビザ」というものが必要となります。
留学生が海外に長期滞在できているのは、学生ビザを取得しているためです。
学生ビザは留学目的の人が取得することができ、それ以外の目的で長期滞在することはできません。
そのため、留学後に現地就職する場合は、学生ビザの代わりに就労ビザを取得しなくてはいけないのです。
就労ビザの取得は難しい
就労ビザを取得することはかなり難しいことです。
取得するためには、まず自分を受け入れてくれる企業を探さなくてはいけません。
そのため取得前にその企業から採用をもらう必要があります。
就労ビザではその受け入れ先となった企業でしか働いてはいけない決まりがあり、それ以外の企業で働くことはできません。
例えば、就労ビザをどうしても取りたいため、知り合いの会社にお願いし受け入れ先となってもらったら、本当に働きたいところでは仕事ができず、知り合いの会社で働かなくてはいけないことになります。
どうすれば現地就職ができる?
上記でも述べたように現地就職するために、まずは受け入れ先の会社を見つけなくてはなりません。
採用通知をもらうためには、会社の採用担当者に自国の労働者にはない技術や能力などをアピールする必要があります。
英語力は当然のものとして、それ以外のスキル、例えばIT系企業を探している場合は、WEBコンテンツでの提供力が高い、プログラミング言語を活用できるなどの具体的なスキルをアピールすることで、採用担当者も納得し採用してくれる可能性があります。
もし留学中に現地就職をしたいと考えたら、英語力だけではなく働くためのスキルを高めていくことも大切です。