コミュニティカレッジとは?普通の大学とは違う?
コミュニティカレッジ留学とは?
コミュニティカレッジは、2年制の公立大学でアメリカには約1167校もある教育施設です。
地理的や経済的な理由で4年制大学に行けない地元住民のために、地方自治体や州が設立しました。
コミュニティカレッジの大きな魅力は、年間の学費が5,000~10,000ドルとかなり安いことです。
4年制大学に比べて約半額以下の学費で通うことができ、地域の人にできるだけ安い価格で大学教育や職業訓練を提供できるよう力を入れています。
コミュニティカレッジ留学で取得できる学位
コミュニティカレッジで取得可能な学位は、準学士(Associate Degree)までです。
学士以上の学位を希望する留学生は、大学へ進学または編入する必要があるでしょう。
取得単位の数で学年や卒業時期が決まり、卒業後は4年制大学の3年生として編入することも可能です。
同じ州内であれば単位相互の手続きがスムーズに行えます。
また、学べる科目も「一般教養」や「医療関連」「ビジネス」「IT関連」など幅広いプログラムが揃っています。
オールAの成績を達成できれば、奨学金で別の名門大学に進学することもできるでしょう。
コミュニティカレッジ留学のメリット
コミュニティカレッジはクラスの規模が20人程度ととても小さいです。
多くても100人程度なので生徒一人ひとりへのサポートが期待できます。
英語に自信がなくても勉強に対する熱意のある留学生には、手厚い指導を行ってくれるでしょう。
他の大学に比べて英語の基準が低く「TOEFL iBT」のスコアが45点からでも入学できます。
中には2年間だけコミュニティカレッジで英語力を身に付け、3年目から普通の大学に通うという選択肢もあります。
コミュニティカレッジには海外からの留学生もいますが、ほとんどは地元のアメリカ人です。
母国語に触れながら生活をすることに大きな成長も期待できるでしょう。