はじめに
英語圏留学より費用を抑えながら短期で集中的に英語を習得することができる「フィリピン留学」。そのコスパの良さからフィリピンは人気の留学先となっていますが、「フィリピンにはどんな都市があるんだろう？」「どんな都市が私に合ってるのかな？」という方もたくさんいらっしゃると思います。
今回はそんな方達の悩みを解決すべく、今回はフィリピンの人気都市3選についてまとめました。この記事を通して自分に合った留学先を見つけましょう！
フィリピン留学とは？
▶︎フィリピン留学が人気な理由
フィリピン留学はアメリカやカナダ、オーストラリアと比べ、「語学学校の授業料と宿泊、食費がパックになっている」「フィリピン自体の物価が低い」などの理由から英語圏留学と比べ留学費用を安く抑えられるのが特徴です。
また、フィリピン留学では「マンツーマンレッスン」「1日8時間のスパルタ授業」などの理由により短期的かつ集中的に英語学習に取り組むので、近年人気の留学先とされています。
▶︎フィリピンの基本情報
フィリピンは、東南アジアに位置し、7107の島々で構成される多島海国家で、熱帯気候に恵まれた多様な生態系と絶景のビーチを有し、スペインとアメリカの影響を色濃く反映した独特の文化を持ち、公用語として英語とタガログ語が使われており、教育水準が高いことでも知られ、その手頃な生活費と親しみやすい国民性で、観光客だけでなく留学生にも人気の目的地となっています。
▶︎フィリピンの気候
フィリピンは熱帯海洋性気候に属しており、年間を通じて高温多湿で、6月から11月にかけての雨季、12月から5月までの乾季があり、乾季には温度も少し低くなります。ただしセブ島には雨季がない、バギオは一年間を通して比較的涼しいなど、地域差が激しいので自分に合った気候の留学先を見つけるようにしましょう。
おすすめ都市１：セブ島
▶︎セブ島の特徴
フィリピンといえばセブ島！セブ島は世界的に有名なリゾート地として年中世界中からの観光客が訪れています。
セブ島にはフィリピンの語学学校が多く集まっており、ビーチなどのリゾート地が多いセブ空港があるマクタン島と、近年都市化が進んでいるセブ本島に分けられています。
スペイン時代の古い教会や建物が残る町並みも見どころの一つで、フィリピンの歴史を感じることができます。さらに、島にはたくさんの市場やショップがあり、フィリピンのお土産や地元の食べ物を楽しむこともできます。
世界屈指のリゾート地ということもあり、東京、名古屋、大阪など、日本からのアクセスが良いのも魅力の一つですね。
▶︎セブ島の治安について
セブ島のような、世界中から観光客が訪れるリゾート地は政府により治安強化がされているため、比較的安定しており、フィリピンのマニラや他の地域と比べると安全に暮らせることがわかっています。
しかし、重大な凶悪犯罪は少ないものの、日本人を対象にしたスリやひったくりなどの軽犯罪に巻き込まれるということはあり得るので、持ち物や服装に気をつけましょう。
▶︎セブ島がおすすめな理由
セブ島がフィリピンの留学先としてお勧めな理由は、「週末のアクティビティに参加して勉強とプライベートを両立させることができる」「フィリピン中の語学学校が集まっており、選び放題」の2点です。
- 週末のアクティビティに参加して勉強とプライベートの両立させることができる
セブ島はその美しい海と砂浜が世界中の方々に愛されており、平日勉強で疲れ切った脳を綺麗なビーチで癒すことができます。また、都市化が進んでいるセブ本島では、ショッピングモールやレストランなど、都市的なアクティビティを楽しむことができます。平日は勉強、週末はアクティビティというように、セブ島留学は「英語をマスターしながらフィリピンを楽しみたい！」という方に大変お勧めです。
- フィリピン流の語学学校が集まっており、選び放題
前述した通り、セブ島にはフィリピンの語学学校が集中しており、「この学校に行きたいけど行きたい地域に校舎がない..」ということになるケースが少ないです。マクタン島とセブ本島を合わせると100校以上の語学学校があり、さまざまなカリキュラム、施設、教師の質などを吟味しながら語学学校を選ぶことができます。
おすすめ都市２：バギオ
▶︎バギオの特徴
バギオはフィリピンルソン島にある都市で、特にその涼しい気候と山岳地帯の自然に囲まれた環境から、「フィリピンの夏の首都」とも呼ばれ、日本の軽井沢のような夏の避暑地として観光客、フィリピン人の方に愛されています。
実はバギオは海抜役1,500メートルの高地に位置するため、フィリピンの他の地域よりも温度が低く、高温多湿のフィリピンの中でも快適に過ごすことができます。
野菜や花の生産が盛んで、街中で美しい花々を見ることができたり、新鮮な野菜を楽しむことができます。
▶︎バギオの治安
バギオの治安はフィリピンの中でもトップクラスに安定しており、犯罪率では東京を下回るほどです。気候や自然に囲まれた立地もあってか、バギオには比較的温厚な人が多く、人間関係でトラブルが起こりにくいのも魅力の一つですね。
ですが、滞在中は自分が海外にいることを忘れず、スリやひったくりに巻き込まれないように自分の持ち物には気をつけましょう。
▶︎バギオがおすすめな理由
バギオは自然が豊かでゆっくりしているため、留学生にとっても人気の滞在先です。バギオが留学先としておすすめな理由は「日本人が少なく、集中できる環境」「都会と田舎のいいとこ取り」の2点です。
- 日本人が少なく、集中できる環境
バギオはその立地もあってか、セブ島の圧倒的人気もあってか、日本人割合が少ないことがわかっています。日本人が多くいる環境で留学してしまうと、「せっかく英語を学びに留学に来たのにプライベートでは日本語しか使っていない」ということに陥りがちです。「留学期間中は日本語から離れて英語に集中したい」という方にはおすすめの留学先となっています。
- 都会と田舎のいいとこ取り
これまでの説明だと「山の中にあって..花と野菜が人気で..」というような田舎なイメージしかありませんが、実はバギオには巨大なショッピングモールやナイトマーケット、ショッピングロードなど、商業的な景色が広がる都会的な一面を持つ街です。
おすすめ都市３：クラーク
▶︎クラークの特徴
クラークはフィリピンのルソン島に位置する、パンパンガ州の中心部にある都市圏です。この地域はかつてアメリカ空軍の基地があったことで知られており、フィリピン留学をしながら欧米の雰囲気を味わえるというのが特徴の都市です。クラーク空港は多くの国際航空路線に対応しており、フィリピン各地へのアクセスポイントとして機能しています。また、クラークは現代的なインフラと商業施設が整っており、ショッピングモール、レストラン、エンターテイメント施設が充実しています。
▶︎クラークの治安
クラークでは、以前米軍基地がフィリピン政府に返還された跡地が経済特別区に指定されており、経済発展とともに、治安がとても安定しています。
ですが、前述しているように、スリやひったくりには気をつけることが大事です。
▶︎クラークがおすすめな理由
クラークがおすすめな理由は、「欧米のネイティブ講師が多い」「誘惑が少ないため、英語学習に集中できる」の2点です。
- 欧米のネイティブ講師が多い
前述した通り、クラークには米軍基地があったため、現在も多くのアメリカ人が住んでおり、クラークの街並みは「リトルカルフォルニア」と呼ばれております。
たくさんのアメリカ人講師が語学学校で働いています。この魅力はセブ島やバギオにはない魅力ですね。
- 誘惑が少ないため、英語学習に集中できる
クラークはバギオやセブ島のように都市的な魅力が少ないため、自分の英語学習に集中して取り組むことができます。また、クラークに来る生徒はそのことを承知でくることが多いので、モチベーションが高い生徒と一緒に英語を学ぶことができます。
まとめ
ここまでフィリピンの留学先としておすすめの都市を３つ紹介してきました。それぞれ特徴があって、それぞれの魅力があります。
フィリピン留学を考えている方は自分がフィリピン留学で「英語もプライベートも楽しみたい」「英語の向上のみでアクティビティには期待していない」など、自分の軸を決め、都市選びに移るようにしましょう。
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