イギリスの大学は3学期制
日本の大学はほぼ2学期制となっていますが、イギリスの場合は3学期制の大学がほとんどです。
イギリスを含めた欧米の年度始まりは9月のため、9月から1学期が始まります。
1学期の期間は9月から12月、2学期が1月から3月、3学期が4月中旬から5月です。
呼び方は各大学によって異なりますが、1学期は「秋学期」、2学期は「春学期」、3学期を「夏学期」と呼びます。
テスト期間や祭典について
イギリスの大学には日本のように入学式がなく、学部によって授業が始まる日も異なるので、
留学する際は説明会で授業開始日をしっかり確認しましょう。
最初の1週間は新入生を歓迎するフレッシャーズ ウィークがあり、その期間はクラブやバーで歓迎会、ソサエティというサークルのような活動の加入手続きや学校案内が行われます。
一方、卒業式はイギリスにもあります。
一般的にコースが終了するのは5月頃ですが、卒業式は7月頃に行われるので、参加しない学生も少なくありません。
また学校ごとにテスト期間は変わってきますが、一般的に1月末と5月末がテスト期間になるため、
学生にとって特に大変な時期です。
しかし、その間は授業がないため、集中してテスト勉強をすることができるでしょう。
イギリスの長期休暇について
イギリスの大学にも各学期の間に休暇があります。
クリスマス休暇とも呼ばれる冬休みが12月中旬から1月中旬までの約4週間です。
春休みはイースター休暇と呼び、3月下旬から4月中旬までの約3週間になります。
そして夏休みにあたるサマーホリデーは、6月上旬から8月下旬までの約3ヶ月と、休暇の中で一番長いです。
また、サマーホリデーは大学によって約4ヶ月の場合もあります。
イギリス大学の場合、学期末にエッセイの締め切りがあるためキャンパスライフは忙しいですが、
サマーホリデーなどの長期休暇に旅行などを楽しむ大学生が多いです。
しかし、5月のテストに落第点を取ってしまうと、サマーホリデー期間に追試があります。