留学ってやっぱり就活に有利?
様々な経験を重ねることで多彩なエピソードが生まれる
海外に留学することによって留学生は、生活そのものが一変します。
チャレンジの連続だったり、知らなくて当たり前・できなくて当たり前なことを目のあたりにすることも頻繁に起ったりと、最初から成功する場面は多くありません。
しかし、失敗を重ねることで能力を高めることができ、這い上がる精神力を鍛えることができます。
母国語が通じない環境だからこそ、大きく成長していくことができるのです。
就職活動の中では思い通りに行かない出来事も多く、努力しても評価されない場面もあることでしょう。
そんな時、留学期間に培ってきた経験や行動力が役立つのです。
面接では留学先で体験してきたたくさんのエピソードを提供することができ、失敗談を通して自分がどう乗り越えられたのかアピールできるチャンスになります。
ただし、体験談を交えてアピールする際に気を付けなくてはならない点もあります。
例えばアピールしたいことを先行して体験談を探し、話してしまうことです。
アピールしたいがためにその内容に沿った体験談を探してしまうと取って付けたような話になってしまい、面接官からもあまり良い印象を持たれません。
また、ただの自慢話にならないように注意する必要もあります。
語学力よりも何を経験してきたか
留学経験があると最初に語学力が問われるといった印象が強いのですが、単純に語学を身に付けるための留学となると採用者からはマイナスポイントに見られてしまいます。
面接時の対応で英語ができることは自動的に確認できても、企業が知りたいのは問題解決能力や行動力です。
ですから留学したことでどれだけ語学力が身に付けられたかということよりも、何をしたかが重要になります。
就職意識が高い人であれば留学中にも企業研究に取り組み、自分が目指している企業がどのような人材を求めているかリサーチして、それを意識した活動を行っていくはずです。
採用者はそういった自己分析ができる人や就職するための意欲が強い人を採用します。
ですから、自身のキャリアアップや将来の選択肢を広めるための留学は、就活に有利になると言えるでしょう。