留学先での音楽文化の違い
ジャンルが豊富なアメリカの音楽性
留学先がアメリカの場合、音楽性は芸術音楽と民俗音楽の2種類の音楽文化に大きく分類できます。
西アフリカからの移住によって生まれたジャズをはじめ、民族音楽として親しまれるカントリーミュージック、ブルース、R&Bなど様々なジャンルがあり、ロックやメタル、パンクなどを生み出したのもアメリカです。
アメリカ人は歌詞よりもメロディを重視しているので、曲全体のパフォーマンス性に力を入れている特徴があります。
アボリジニー文化が漂うオーストラリアの音楽
留学先がオーストラリアの場合、先住民であるアボリジニーは自国の土地を守り続けるために5万年近くも前から言葉の代わりに、音楽やダンスなどの芸術で新しい世代に物事を伝達してきました。
そして、アボリジニーの音楽に欠かすことのできない「ディジュリドゥ」というユーカリの木で作られた楽器は、現代のオーストラリアの音色を奏でるためにも必須な楽器となっています。
最近はこのディジュリドュを使った伝統音楽とロックを融合させた音色がトレンドとなっており、オーストラリアでも一般的に親しまれるようになりました。
伝統を残しつつ現代人も楽しめるようなコラボレーションミュージックは、アップテンポで聞きやすく若者からも支持されヒットしています。
留学先がオーストラリアという人は現地の人気曲をぜひ視聴してみましょう。
ヒップヒップやR&Bが人気のカナダ
留学先がカナダの場合はこれまでロックやクラシック、オーケストラなどが創造されてきましたが、現在一番人気のある音楽ジャンルはヒップホップやR&Bになります。
カナダで有名なポップミュージシャンは、ほとんどどちらかの音楽要素を取り入れています。
インディーズに関してはパンクやロックなどが基本的に点在していますが、非常にジャンルはバラバラです。
カナダには個性的なアーティストが多く活躍しているのでジャンルを一括りにするのは難しいのですが、最近はアメリカの文化を取り入れた音楽が流行しています。