基本情報

今回の参加者である森さんは、医療現場で仕事をした経験があり、その経験を生かしたいとのことでこちらのプログラムを紹介したところ参加してくださいました。

 

参加者基本情報

【氏名】森 ゆりな 様

【プログラム】ネパール野犬保護(ドッグリハビリテーション)

【期間】3週間

 

 

行先地域情報

【国名】ネパール連邦民主共和国

【首都】カトマンズ

【言語】ネパール語(英語も通じる)

【人口】約2780万人

【広さ】約14.7万km²(北海道の1.8倍)

【通貨】ネパール・ルピー(1ルピー=約1.13円)

【時差】-3時間15分

【距離】成田国際空港から直行便で往路8時間40分、復路6時間20分

 

ネパールの印象はいかがでしたか?

ネパールに着いた時、ガイドの人との待ち合わせ場所がわからなくて、日本の空港のように案内板がないので合流するのに苦労しました。

でも空港内で色んな人に話しかけたら教えてくれてなんとか合流場所までたどり着けたので良かったです!

 

街の雰囲気は思っていたよりもすごく発展しているという印象でした。

正直怖いイメージが強くて、ネパールに行ったことのある友人からも「絶対に1人で歩いちゃダメだよ」と聞いていたので、すごい不安だったんです。

でも実際は全然そんなことなくて、皆さん本当に親切で、イメージが覆されましたね!

 


 

宿泊施設や食事に関してはいかがでしたか?

 


 

宿泊センターは4人部屋でした。オランダ人の方と一緒の部屋になったんですけど、その方は他のボランティアに参加していました。

食事はどれも全部美味しかったです!

料理名とかはよくわからないんですけど、美味しくないなとか合わないとか思ったものはなかったですね。

ウォーターサーバーも完備されてたので、飲料水も困ることはなかったですね。

 

困ったのは洗濯機がなかったことですね。

結構汗をかいたので、ほぼ毎日手洗いしてました。

一応洗濯をしてくれるデリバリーサービスみたいなのもあったみたいです。

 


 

ボランティアに参加されてみて、実際にはどのようなことをしましたか?

 


 

私が配属されたのはテクニカルコースなので、動物病院の看護師として働いていました。

注射したり、投薬したり看護師がやるよう仕事しかしなかったですね。

オペ助手もやらせてもらいました。活動時間自体は、ランチを入れて1日4時間くらいでした。

 

私は医療現場での経験があったのでテクニカルコースの仕事を担当していましたけど、経験のない方は別の場所で野犬のお世話をずっとしていたようでした。

犬散歩や餌やりなどを一日中やっていたみたいで、結構体力を使うようなことを言っていましたね。

でも私が帰る前に、その子がテクニカルコースの仕事をしてみたいと直談判していて、活動団体の人も「わかりました、いいですよ。」みたいなことを言っていたので、希望すれば経験のない方でもテクニカルコースの仕事に関われるのかなと思います。

 


 

ネパールの野犬問題を目の当たりにしてどう感じましたか?

思っていたよりも、深刻な問題ではないのかなと感じました。

確かに日本と比べると医療設備が整っていない環境だったんですけど、保護活動も活発なのでそれほど野犬が問題になっている印象ではなかったですね。

 

ネパールに滞在中に、世界一周している日本人の方とお会いして話していたんですけど、その人もネパールの犬に対する保護活動を評価していましたね。

他の国と比べると野犬自体も少ないし、ガリガリで誰に飼われているかもわからないみたいな野犬が少ないっておっしゃっていました。

結構みんな人懐っこくて、ネパールの人の親切心が現れているような感じがしました。

 

ボランティア以外で現地ではどのように過ごしていましたか?

アクティビティを楽しんだり、お出かけしたりしてましたね。洗濯とかも。

ナイトマーケットには行かなかったんですけど、外食もしました。

 

時期的なものなのかわからないですけど、向こうはベジタリアンが多かったですね。

ほとんど野菜中心の食事ばかりで、お肉とかはあまり食べませんでした。

 

現地で苦労されたことがあれば教えてください。

私はあまり英語が話せないような状態でボランティアに参加したので、やはりコミュニケーションで1番苦労しました。

他のボランティアの参加者の方は流暢に英語を話していたので、もっと自分が話せればコミュニケーションもうまく取れてたのかなとか思いましたね。

 

観光地に行った際も、ガイドの方が話している内容がわからなくて、英語が話せてたらもっと楽しめてたのかなっていう後悔はありました。

でも、それに気付けたからこそ、今度はもっと英語の勉強をしてまた挑戦したいなと思えました!

 

あとは、苦労したというか驚いたことなんですけど、海外の方はすごくお金とか約束にルーズだなと思いました。

同じボランティアに参加していた子に、「お金を貸して欲しい」と頼まれたことがあって、2,000円ほど貸したんですけど、催促してもなかなか返してくれなくて。

私がアジア人というのもあって、少し見下されているような態度を撮られることもあったので、悲しい気持ちになりましたね、

 

ただ彼女が悪いというよりは、彼女が育ってきた環境がそういう環境だったので、彼女も可哀想だなと感じました。

ヨーロッパではまだまだアジア人に対する差別とか、劣っているというイメージがあると思うのでそれを目の当たりにしたことは一つ勉強になったと思います。

結局貸したお金はしっかり返して欲しいと何度も伝えて、返してくれたのでそこは大丈夫でした。

 

ボランティアに参加された感想を教えてください。

 


 

ボランティアの内容ももちろんなんですけど、ボランティア以外の部分で色々学んだことが多いなと感じました。

海外の方との文化や考え方の違いとか、英語を話せないことで感じた悔しさとか、そういった気付きがあったのが大きな経験になったと感じています。

 

あとは、このような環境に勇気を持って一歩踏み出して参加できたということがすごく自信につながって、今後も色々なことに挑戦していきたいなっていう想いに繋がりました。

苦労したこともたくさんあったけれど、参加して良かったと思っています!

 


 

インタビューにご協力いただきありがとうございました!

森さん、ボランティアの参加及びインタビューへのご協力ありがとうございました。

言語の壁や、人種の違いから様々な苦労もされたと思いますが、今回のボランティアをきっかけにまた新たな気づきがあったと思いますので、今後の人生に生かしていただければ幸いです!

 

ディーサイド留学情報センターでは様々な海外ボランティアプログラムを紹介しております!

ボランティアに参加されてみたい方は、ぜひお問い合わせください。

無料カウンセリングへ

ジブン流学