【海外ボランティア体験談Vol.20】フィジーのチャイルドケアプログラムに参加してみた！

基本情報

参加者基本情報

【氏名】森実　かほさん

【プログラム】フィジー　コーラルコースト　チャイルドケアプログラム

【期間】2週間

このプログラムに参加した理由は？

楽しそうだなって思って参加しました！

私は幼稚園生の頃から英語に触れる機会が多くて、得意な科目だったんですが、日本ではあまり使う機会がなかったため、海外に行って自分の英語力を試したいってずっと思っていました。

普通の語学留学も考えたんですが、カナダとかオーストラリア、アメリカなどの人気な国の語学学校に行くと日本人が多くて、英語があまり喋れずに結局日本語を喋ってしまうというふうに聞いたので、日本人が少ない環境があるこの海外ボランティアプログラムが私にあっていると思って参加しました。

実際に参加してみてどうでしたか？

すっごく楽しかったです！

海外の方と一緒に生活して、観光に行ったりレストランに行ったり、日本では決してできないような体験をすることができました。

フィジーは「世界で一番幸福な国」と呼ばれていて、その理由が強くわかりました。
山や川、ビーチなどの自然がきれいなのももちろん、フィジーでは「フィジータイム」と呼ばれる時間の考え方があって、平気でバスが遅れてきたり、集合時間に友達が当然のように遅れてきたり、普通の人からすると信じられないかもしれません（笑）

それでもフィジーの方々は心に余裕を持っていて、ゆったりと時間が流れていて時間に縛られていないのがすごく良いなと思いました。

「フィジータイム」の言葉の裏には「まぁ、いつかどうにかなるだろう」とか「なんとかならなくても構わない」と言ったような意味があるそうです。

実際に参加して、向こうでどのような活動に取り組みましたか？

チャイルドケアはダンスやお歌を通して子供達に簡単な英語を教えたり、ご飯や昼寝のお手伝いをする、幼稚園や保育園の先生と似たような活動でした。

子供達がすごく可愛くて、本当にフレンドリーな子達ばかりだったので、充実した活動時間を過ごすことができました。

活動内容はお歌とかダンスでシンプルなものだったんですけど、子供達がすっごくパワフルだったので大変だった部分も正直あって、幼稚園や保育園の先生はすごいなと思いました（笑）

プログラム活動外は何をしていましたか？

プログラム外の活動時間は、観光地の方に観光やショッピングに行ったり、
宿泊施設の目の前にすごいきれいなビーチがあるので、海外の友達とビーチで遊んでいることが多かったです！

宿泊施設の周辺はビーチ以外あまり何もないところだったので、平日のプログラムが終了した後の夕方の時間は結構時間があったんですけど、他の参加者の人たちと一緒にバレーボールをしたり、カードゲームをしたりして退屈することはありませんでした。

何より英語で会話するのが楽しくて、他の参加者の方たちも優しい方ばかりだったので、参加して良かったと思います。

他の参加者はいかがでしたか？

現地ではアメリカやオーストラリア、フランスの方が多かった印象です。

アジア人の方はほとんどいらっしゃらなくて、日本人が3名と、香港の方が一名いらっしゃいました！

全体で3つ宿泊施設があって、30名ほど参加者の方はいらっしゃったのですが、結構みんなで集まって何かするっていうことが多くて色々な方達と交流することができました。

その中でもオーストラリア人の方と香港の方とは特に仲良くなって、一緒にショッピングに行ったり、近くのレストランに行ったりしました！

宿泊施設や現地の食事はいかがでしたか？

宿泊施設は本当にきれいでふかふかのベッドで寝ることができたのでとても快眠できました。

海外の方は21時半ぐらいに寝る方が多くて、消灯時間がすごく早かったので、健康的な暮らし方をされてるなと感じました。

食事に関しては、じゃがいものスープとか、カレーとナンだったり、パスタも出てきて毎日違うメニューで飽きることがなく美味しかったです。
一回カエルのお肉みたいな食べ物が出てきて、恐る恐る食べたのですが、それもとっても美味しかったです。カエルかどうかは神のみぞ知るところなのでわからないですけどね（笑）

現地で学んだことはありますか？

海外の方とあまりお話しすることがないので、海外の方とたくさんお話しできてたくさん学ぶことができたと感じています。

日本人の方はシャイというか、少し閉鎖的なところがあると思うんですけど、海外の方は本当に自分を表現するのが上手で、すごいなと思いました。言い方はあまり良くないと思うんですけど、大雑把というか、周りの目を気にしていないというか、周りの目に左右されずに自分の中に芯を持って自分を表現できるところがすごい勉強になりました。

フィジーの方々からも多く学ぶことがありました。

日本は少し閉鎖的なところもあって、時間にもきっちりしていて便利なところはあるんですけど、自分の人生に余裕を持てるかといえばそうでもない気がするので、今後の私の人生にとってかけがえのない出会いに恵まれたなと思います。

この記事を読んでいる方に一言お願いします！

私は高校生という身で1人で参加したんですが、ジブン流学のスタッフさんがいつでもLINEでサポートしてくれますし、現地スタッフも本当に優しい方ばかりですごく気にかけてくれるので、安心して滞在することができました。

フィジーは治安がすごく良くて、街ですれ違った人みんなに挨拶されたり、フレンドリーでおおらかな方が多いので、私のような高校生の方も安心して参加できると思います。

フィジーについた時や英語を喋る時は私も緊張したし、誰でも緊張すると思うんですけど、それは2日3日経てば必ず慣れてくるものなので、日本での自分のキャラクターという殻を破って参加して欲しいです。このボランティアでは旅行では出会うことのない海外からの参加者だったり、現地の方々との出会いに溢れているので、素晴らしい体験ができると思います。