日本とアメリカでの大学生の読書量について

同じ大学生でも、場所が変われば勉強方法も違ってきます。
中でもアメリカの大学生は、読書の量が多いことが世界的に知られています。

同じ日本の大学生と比べると、在学期間の4年間でどれだけの冊数の本を読んでいるか調べると、日本の大学生は読書冊数が100冊に比べて、アメリカの大学生は400冊もの本を読んでいることが分かりました。

もっと進学校になると、1000冊以上を超える学校もあるそうです。

日本の大学生の授業以外の勉強時間は1日平均1.8時間なのに対して、アメリカでは平均7.6時間にもなります。さらに日本の大学の場合には「入学が難しく卒業は簡単」だとされていますが、アメリカの大学は「勉強しなければ卒業は難しい」のです。

つまり、多くの本を読むことで豊富な知識を身に付けなければならないことになります。なぜ、同じ大学生でもこのように読書量に差があるのでしょうか。

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アメリカは課題読書が多い

読書量に大きな差がある日本とアメリカですが、その差は課題読書の多さにあるようです。

アメリカの課題読書は圧倒的な量があり、さらにそこからレポートの作成プレゼンなどを行わなくてはなりません。良いプレゼンやレポートを作成するには、必然的に多くの情報や知識を知っておかなければ出来ないことになり、読書量が増えます。基礎となる土台をしっかりと固めるために、アメリカの大学生は読書をするのです。逆に日本の大学生は読書をしないため、基礎ができていないとされています。

他にも、レポートやテストの評価が二期続けて下がることで退学になる大学もあるので、在学中は必死に勉強しなければならないのも1つの理由になります。

しかもアメリカの授業は、1回のスピードも早く進んでしまうので、欠席してしまうと付いていけなくなってしまいます。1回の授業で読む本のページ数は、約200ページにも及ぶ計算になるので、1回でも休むと大変なことになります。

多くの知識を得るために、日頃の努力を惜しまないアメリカの大学生は知識も豊富だということが分かります。

私たち留学生もそんなアメリカ人大学生に負けぬよう、しっかりと英語力を高めてからカレッジ・大学へ進学し、入学後も確実に単位を取得し学位を修められるよう頑張りましょう!

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