「温泉」は日本にしかない文化のように感じますが、日本とは9000キロも離れた場所にある南半球のニュージーランドは、温泉の文化がある国なのです。
ニュージーランドの中でもロトルアは、古くから温泉文化があり温泉を楽しむために世界中から観光客が温泉を求めて集まるスポットでもあります。
ニュージーランド国内のいたるところで温泉が湧いているので、温泉街では硫黄の匂いや湯けむりが立ち昇っています。
まるで日本にいるかのような感覚になれる場所です。
日本の温泉とは違い水着を着用する
日本とは同じ温泉でも、ニュージーランドの温泉は温泉に浸かるのではなく、泳ぎに行くための温泉になります。
日本と違い浸かる温泉ではなく、ホットプールに入るかたちになるので水着を着用します。
日本の温泉などの施設で泳ぐことはマナー違反ですが、川のような場所なのでおもいっきり泳ぐことができるのです。
地元の方が利用するのは温泉施設ではなく自然の天然温泉がメインとなります。
温かいお湯の場所と冷たい水の場所が1つに混ざっているので、熱くなったり冷たくなったりしたら場所を行き来して温度調節をすることができますが、天然温泉の温度は37~40度となるので、そのままでも十分入っていられる温度です。
さらに天然温泉の川底には泥が沈殿していて、天然の泥パックをすることもできます。
ニュージーランドのおすすめの温泉スポット
ニュージーランドで天然の温泉施設に行きたいなら、“Inferno Crater Lake”(地獄の火山湖)という温泉が有名です。
ここは、湖の下に世界最大の間欠泉があり、約40日の周期でお湯の量や色が変化します。
青くなったり、乳白色になったり、様々な色が楽しめる温泉です。
天然温泉以外にもニュージーランドには、観光客向けの温泉スポットもあります。
ロトルア湖畔にあるポリネシアン・スパは、ファミリーから大人専用などの4つのエリアに分かれスパ施設も併設されています。
水着とタオルもレンタルできますので、気軽に立ち寄ることができます。